社会課題のすべてがある学校というフィールドで、未来の種を蒔く

教育現場コンサルテーション古江ひろ子さん×村松康太郎

――会を始めたとき、参加されたほかの先生たちの反応はどうでしたか?

(ふ)最初はみんなもう、わからない、意味がわかんない、ばっかりでしたね(笑)

するとすかさず村松さんは、「何がわからないー?」「何が疑問に思った?」「何を感じてる?」と問いかけて、そこからの声をぜーんぶ拾いあげていく。そうするとみんな熱くなり始めるんですよ。わかんないことを表現するから。そうこうするうち、ちょっとやってみないと言って、ロールプレイをばっとやるでしょ。床を這いつくばってる子どもがいると聞けば、先生を床に這いつくばらせちゃう!(笑)。そうすると見えない景色が見えてくるんですよね。わー始終床に寝転がってる○○ちゃんは、こういう感じだったんだなあって。

(こ)うまくいったときはね(笑)この地域の先生たちが凄いのは、勉強会で僕が寝転がってと言ったら、皆さん、すぐに寝転がるところなんですよね。すごくカウンセラーのいう事を聞いてくれる(笑)。

(ふ)だってどんどん解決していく。子どもも保護者も変化していくんですもの。