タイトル

ディプロマプログラム フェイズ2

タイトル

ゴール(修了時の目標)と資格

認定プロセスワーカー養成のための【ディプロマプログラム】は前半(フェイズ1)と後半(フェイズ2)から成ります。

【ゴール】
◇プロセスワークの専門家として、プロセス構造の見立てに基づいて二次プロセスを展開や統合するための十分な知識とスキルを持ち、実際に個人やカップル、グループとワークをすることができる。
◇自分のドリーミングや長期のエッジについて十分な自覚を持ち、必要に応じてワークしたり、それを相手や場のために使うことができる。
◇深層民主主義やドリーミングなどのプロセスワークの哲学や世界観を持ち、自分や周囲に起きてくることにアウエアネスを向け、必要に応じて取り組むことのできる態度と能力を身に着けている。

【授与資格】
認定プロセスワークディプロメイト
全ての履修課題終了が確認されると、当センターから「認定プロセスワークディプロメイト」の資格が授与されます。

※当センターの「認定プロセスワークディプロメイト」資格は、国際プロセス指向心理学協会により認定されています。
なお、日本プロセスワークセンターは現在(2022年7月1日現在)のところ、いかなる国家資格や全国的資格授与組織とも提携しておりません。

コース内容

ディプロマプログラム フェイズ2は、プロセスワークについての専門家を養成するトレーニングプログラムです。プログラム修了までに理論と実践の両面をバランスよく総合的に学ぶことができるようにコースが組み立てられており、フェイズ1(または実践コース/旧 臨床基礎プログラム)で培った基礎的な知識と実践力をベースに、実践を積みながら専門家としての力量を伸ばすことを重視します。

そして、スキルをからだにしみ込ませていくと同時に、自分自身と深く向き合い、自分のひっかかりやすいテーマについてワークを深めたり、自分の強みを発見していったりと、メタスキルも磨いていくことになります。その意味で、このプログラムはスキルの実践だけではなく、学生自身の自己成長が求められるプログラムでもあります。また、プロセスワークの哲学に基づき、各自の独創性や創造性を発揮してもらうため、研究プロジェクトに取り組んで頂くことが必須となっています。

フェイズ2では、このトレーニング自体が目的なのではありません。あくまでプロセスワークの専門家を養成する上で、「最低限」の学びと体験の機会を提供するものです。スタディコミティや個人セラピスト、周囲の人々や世界の助けを借りながらも、学生自身が能動的に学ぶ姿勢がとても求められます。

必修セミナー()

1) フェイズ2クローズド必修セミナー
【初年度と2年目:(各年度)オンラインセミナー1日×6回30時間・対面セミナー2日×3回36時間 / 2年間総計132時間】+【3年目以降(以降毎年度):オンラインセミナー2日10時間・対面セミナー6日36時間 / 総計46時間】
◇インターンシップとファイナルプロジェクト報告会(オンライン2日間)
◇個人ワーク系(オンライン1日間)
◇関係性&グループワーク系(オンライン1日間)
◇変性極限意識系(オンライン1日間)
◇周辺領域&その他(オンライン1日間)
◇個人ワーク系(対面2日間)
◇関係性ワーク系(対面2日間)
◇グループワーク系(対面2日間)

2) オープン必修セミナー
【毎年度行われるインテンシブLSVセミナーはフェイズ2修了までに3回以上】
【ケースコンサルテーションはフェイズ2在籍中は毎年参加しケースを提出】
◇インテンシブLSVセミナー(対面2日間)
◇ケースコンサルテーション(オンライン2.5時間を6回)

3) 選択必修セミナー【フェイズ2修了までに以下の3科目全てを履修が必要】
◇セカンドトレーニング
◇エッジワーク
◇オウンコンフリクト

4) 自由選択セミナー
(その他日本プロセスワークセンターのセミナー、または外部機関であっても認定プロセスワークディプロメイトによるセミナー)
修了要件ではなく参加自由

個人課題

1) スタディコミッティミーティング【毎年度3回以上】
2) 個人セッション【在籍時は毎年度15時間以上 / プログラム修了時までに120時間以上】
3) 個人ライブ・スーパービジョン【毎年度10時間程度 / プログラム修了までに50時間以上)
4) トライアド【毎年度6回以上】
5) 臨床インターンシップ【クライアントとの直接コンタクト60時間以上 / 準備や記録含め200時間 / 個人ケーススーパービジョン20時間以上を含む】
6) ワールドワークインターンシップ【時間数規定はないが、準備と実施と振り返りを含めて目安として120時間】
7) 最終プロジェクト【修了までに完了/提出】
8) ブリッジミーティング【最終年度に2回】
9) メンターセッション【最終年度に3回程度】

費用と期間

【費用】
入学時納入金:288,000円(税込)
*入学時一括または4回までの分割支払いが可能です。

(修了要件のうち)入学時納入金に含まれている費用:
◇ 学生登録料(初年分)
◇ フェイズ2クローズド必修セミナー受講料(初年分)
◇ オープン必修セミナー(ケースコンサルテーション)受講料(初年分)
注)中間試験料は含まれていません。

※入学~コース修了までのコース費用全体(概算)は募集要項内別紙「ディプロマプログラム フェイズ2 コース費用」をご参照ください。

【期間】
3年~5年程度《最長在籍可能期間:7年》

  • 1年目の必修セミナーは、毎年10月から開催します。
  • 必修セミナーは毎年行われ、繰り返し学び、さらに臨床インターンシップ、ワールドワークインターンシップ、最終プロジエクトを達成する必要があり、最短で3年間はかかる構成です。ご自身の学びのプロセスに合わせて、1年毎の学生登録料をお支払いいただくことで、原則として最長7年まで在籍延長することが可能です(休学含む)。
  • 学生登録期間は1年毎の(10月1日から翌年9月末まで)更新制です。

入学条件

【入学資格】
ディプロマプログラム中間試験(フェイズ2入学試験)に合格した方

【ディプロマプログラム中間試験(フェイズ2入学試験)プロセスへのエントリー資格】
日本プロセスワークセンターのフェイズ1コース、あるいはこれまで開催していた実践コースや臨床基礎プログラムを修了した方。
またはこれらコースを入学年9月期までに修了予定の方。

※ディプロマプログラム中間試験プロセスについては、「ディプロマプログラム フェイズ2募集要項」および「中間試験実施プロセス概要」にて別途ご確認ください。

入学手続き