プログラムの全体像

日本プロセスワークセンターのプログラムは、各領域を包括的に、また段階を踏みながらより深く、詳細に学習していけるよう、プログラム、コースが構成されています。

プログラム全体

プログラムはすべて、プロセスワークの理論や各領域に通底する哲学と、体験し、実践する学習の2つのタイプの学習を織り交ぜて構成されています。

プログラムでは以下のようなことを学んでいきます。

スキル

プロセスワークは、生体が発する現象を「シグナル」ととらえ、そこに個人や組織・コミュニティが抱える問題を解決する糸口や、次の成長に向かうポイントとして仮説を立て、相手の体験の様式(チャンネル)に添った形でコミュニケーションを確立し、介入していきます。介入へのフィードバックを見ながら、仮説を棄却・採択し、その人のプロセスの方向を見いだし、ファシリテートしていきます。

また、通常、私たちが「現実」と同定している現実と同様に、表面の下に流れるプロセスをも、「違う次元の現実」としてとらえ、各次元を大切に扱う(深層民主主義)ことで、個人・グループ・社会のレベルで、より全体性を生きようとする哲学を持っています。そのため、プログラムではプロセスワーク的な見立て(構造分析)、シグナルとそのチャンネル、介入や展開、統合など幅広いスキル、また様々な現実のレベルに慣れ、そこを行き来できる柔軟性を体得していけるよう、プログラムが構成されています。

また、プロセスワークが得意とすることの一つに、二者の関係性やグループに生じる葛藤など、人間関係におけるダイナミクス(力動)へのアプローチがあります。グループを動かしている見えない力を「プロセス」と想定し、そのプロセスが向かう先へと、ファシリテートしていくスキルをトレーニングします。

メタスキル(ありよう)

プロセスワークを実践するのに必要なスキルと同時に、自分自身の底流に流れている傾向や方向性に気づき、自分の人生の神話を理解していきます。これまでの自分とは異なった次元の自分を見つめ、自己成長が図れるよう、プログラムの中に自分自身を見つめる時間(個人セッション)が織り込まれています。また、セラピストやファシリテーター、人材開発担当者など、対人援助の仕事をしている限り、自己成長に終わりはありません。自らの成長の方向性を見いだし、より全体的に、より自らの「持ち味」を活かす「あり方」を深めていきます。

 

これらののスキル・メタスキルを学んでいく上で、柱となるのは、セミナー、個人セッション、スーパービジョン・アドバイザーミーティングの4つです。

セミナー

プロセスワークの基礎理論や各領域、またテーマ別・レベル別にセミナーが設定されています。セミナーはプロセスワークの知識を身につけるだけではなく、必ず体験的・実践的な側面が含まれています。セミナーによっては、参加要件(例:入門セミナーに参加していること等)がありますので、かならずセミナー紹介のページでご確認下さい。

また、実践コースの自由選択セミナーは、認定プロセスワーカーによるセミナー(例:プロセスワーク研究会 富士見ユキオのセミナー)であれば、単位時間数として認められます。日本国内だけではなく、世界各国の認定プロセスワーカーのセミナーが自由選択科目となり得ますので、ご自身の興味に従って選択して下さい。

個人セッション

個人セッションは、自分自身の感情や対人関係のあり方などについて心理的理解を深め、また自分の人生に流れる神話や、セラピストやファシリテーターとして自分がひっかかりやすい問題に取り組むための時間です。自分自身が継続的に個人セッションを体験することは、セラピスト-クライエント関係の理解を深め、同時にセラピスト/ファシリテーターとしての成長に大きく寄与するでしょう。

個人セッションのセラピストは、当センターファカルティ、インターンファカルティの中からお選び下さい(ファカルティ一覧)。個人セッションの料金や場所・予約法法などは各セラピストによって異なります。各セラピストに直接連絡し、ご確認下さい。

スーパービジョン(実践コース・フェイズ2プログラム受講者のみ)

プロセスワークで行うスーパービジョンは、ライブスーパービジョンとケーススーパービジョンの二種類があります。ライブスーパービジョンとは、スーパーバイザーの立ち会いのもとに、学生がセラピスト/ファシリテーター役となり、クライエント役またはグループに対してプロセスワークを実際に試みて、スーパーバイザーからフィードバックを受けることをいいます。

ケーススーパービジョンとは、学生がスーパーバイザーに自分の担当しているケースについて相談し、指導を受けることをいいます。クライエント役は同席しません。

どちらの場合も、プログラムの単位とする場合、スーパーバイザーには日本プロセスワークセンターファカルティ、インターンファカルティをお選び下さい(ファカルティ一覧

各コースの詳細は、こちらをご覧下さい。