セミナー内容紹介
個人やカップルのカウンセリング、組織のファシリテーション、福祉の現場、人事における面接など、様々な人と関わる現場における事例について、プロセスワークの立場から理解を深め、関わりを考えていくセミナーです。参加者の方にあらかじめ事例を振り返ってまとめてもらい、それを元に講師と参加者が一緒に事例を読み解いていきます。
▽プロセス構造を見立てたり、その場の登場人物についてロールプレイをしたりしながら、実践の知を身につけていきます。
▽参加者が持ち回りで事例を提示するため、参加者は自分の事例についての理解を深めるだけではなく、多様な現場の事例に触れてともに学んでいくことができます。
▽プロセスワークの知を、ご自分の現場で実践的に使っていきたい方へお勧めしたいセミナーです。
【開催日程と担当講師】
(2023年)
第1回|11月10日(金) 村松康太郎
(2024年)
第2回|1月12日(金) 土屋恵子
第3回|3月8日(金) 村松康太郎
第4回|5月17日(金) 土屋恵子
第5回|7月12日(金) 桑原香苗
第6回|8月9日(金) 桑原香苗
• 開催時間:各回とも(金)19:30-22:00
期待できる効果
・対人支援の場において必要な基本的な考え方を知る
・クライエント(個人・グループ)で生じていることを「シグナル」として見立て、プロセス構造を読み解く実践を積み重ねられる
・関わる場の文化やそこで起きてくることを視野に入れ、全体的なプロセスをみる
・ファシリテーター・セラピストに起きてくる感情なども場に生かす方法を学ぶ
主なトピック
・プロセスワークの視点からプロセス構造を見立てる(1次プロセス、2次プロセス、エッジ、関係性や家族関係の布置)
・プロセス構造に基づく介入(チャンネル・拡充・展開・エッジワーク等)
・フィードバックに基づき、仮説ー検証を繰り返す
・ファシリテーターに起きてくる感情に気づき、それを役立てる
特記事項(ご参加に当たっての留意点など)
▼月に1回、金曜日の夜に行われます。事例を理解していくという繊細さを必要とされるセミナーですので、原則として初回から最終回まで同じメンバーで行う「クローズグループ」です。途中から、あるいは一回限りの参加はできません。
【受講条件】
このセミナーに参加される方は、
1. 対人援助の仕事をしている(または学習としてセッションの場を持っている)
2. 自分の事例を提出できる
3. 守秘義務を守れる(事例の詳細については口外せず、学びのエッセンスだけを持ち帰る)
この3つの条件を満たせる方のみに限らせて頂きます。
【ご予約・お支払いに関して】
★お申込み期限:2020/6/11
▽前年度までの受講回数にかかわらず、全8回の受講を前提としています。
(第1回開催日の前日までに申し込みを終えてください)
▽2回までの分割払いが可能です。
支払期日 1回目:2020年6月11日、2回目:2020年11月5日
4回分:一般40,000円 学生36,000円 ×2回