セミナー内容紹介
※2024年の開催予定はありません※
★セミナー全体に逐次通訳がつきます。
★コーマワーク・レベル2コースの必修セミナーですが、
「コーマワーク入門」かそれと同等レベルのセミナーにご参加いただいた方にもご参加いただけます。
コーマワークは、昏睡状態など言葉が通じにくい状態に陥ったあらゆる人と深く関わり、回復もサポートする技法です。大切な方との意思疎通を、人が亡くなる直前に陥ることの多い昏睡状態の中でも最後まで保つことができます。
魔法のように聞こえるかもしれませんが、臨床心理の知見と身体をていねいに観察し触れていく手技を組み合わせた誰にでも実施可能な手法であり、30年以上にわたる多くの実践と回復事例に裏打ちされています。
このセミナーでは、そんなコーマワークを体験し、実際にすぐに役立つ技法を身につけていただくことができます。
講師は、数回にわたる来日で日本でもファンが多いコーマワークの世界的第一人者、ゲリー・リース博士。
コーマワークの母体であるプロセスワークのトレーナーとして世界各地で精力的にトレーニングを展開していますが、コーマワークに焦点を絞ったセミナーは、現在のところ日本でしか行っていません。
※「コーマワーク入門」では、基礎となる知識やスキルの、言わばパーツを学んでいただきます。基礎セミナーではそれら基礎知識・スキルを組み合わせ、コーマワークの一連のプロセスについて、体験的な学びにより深めていきます。
期待できる効果
《このセミナーでの学び》
コーマワーカーは
・クライエントの背景をどのように理解し構造化するか?(仮説化プロセス)?
・仮説を元にどのような介入を選択するのか?
・クライエントのフィードバックをどのように読み取り展開させるのか? etc…
事例を通じ、コーマワークの「ブラックボックス」の内側を詳細に解説・検証し、
実際にワークを重ねることで学びます。
主なトピック
《コーマワーク実施プロセスにおける重要な着眼点(キーワード)》
★人生の物語と昏睡状態の意味
★クライエントについての心理的な仮説
★関わりの中で仮説を検証する
★クライエントと周囲の人との関係性に取り組む
★日常的な意識状態と深いレベルの意識状態をつなげる
★コーマワーカーとしての姿勢(あり方)
特記事項(ご参加に当たっての留意点など)
※受講条件:「コーマワーク入門」受講済の方
*コーマワークは心理的ケアですが、身体に「触れる」という手技が重要な要素となるため、実際のペアワークの中でも実践練習を行います。
*中心となるテーマの性質上、生死にまつわるご自身の心の深い部分に触れる可能性があります。ご参加にあたり、ご懸念やご不安がある方はお申込み前に必ずご相談ください。
(受講にあたってのご相談先メールアドレス:comawork@jpwc.or.jp)