学びの柱
日本プロセスワークセンター(JPWC)は次の3つを学びの柱としています
日本で唯一の国際標準
「プロセスワーク専門家資格」の授与機関
日本プロセスワークセンター(JPWC)は、日本で唯一、国際プロセス指向心理学協会(IAPOP)に認められた「認定プロセスワークディプロメイト」の資格を授与できるトレーニングセンターとして(*)、プロセスワークの総合的なトレーニングをご用意しています。また当センターの教員(ファカルティ)はみな、この資格保持者です。
*国際プロセス指向心理学協会(IAPOP) Traing Centers 紹介ページよりhttp://iapop.com/centers/
プロセスワークの広範な領域をすべて網羅するセミナー・ワークショップ、学ぶ人自身が自分の深いレベルでの思いやこれまで気づいていなかった新しい側面に出会えるような個人セッション、そしてプロセスワークの実践を支えるライブスーパービジョン等、プロセスワークを理解し、体験し、実践していただくための様々な学びの機会を提供しています。加えて最上級コースでは、各種インターンシップ等に取り組むことで、「プロセスワークディプロメイト」に必要な力を統合的に磨きます。
個人の成長プロセスを大切にする学びの器
プロセスワークの学びの中心は「センター」ではなく、プロセスワークを学ばれる皆さんひとりひとりのプロセスです。
これまでJPWCでは、専門家資格取得を目指す方だけでなく、(広義の)対人援助の力を磨きたい、自己成長のために学びたい、プロセスワークの考え方を日常生活に取り入れたいなど、多様なニーズと背景、ご関心をお持ちの方々が学ばれています。学びのスタイル(受講方法)もコース在籍あるいは単発受講と、柔軟にいまのご自身に最適な学びのスタイルを選択し、学びを進めることができます。
(ディプロマプログラム フェイズ1、コーマワーク・レベル2以上の)コースに在籍されると、それぞれご自身のアドバイザーと(メインとなる)セラピストを1人ずつ選んでいただくことになります。学びの旅の伴走者として、その人個人の成長プロセスと目標(遠い目標と近い目標)を意識ながら、必要な学びや課題を共に見出し、その達成を共に祝福し、学びの歩みを進めていきます。
学ぶ方が個々のプロセスに従い(大きな自然の流れに従いながら)、プロセスが求めているだけの学びを主体的に積み上げていくことが、プロセスワークを体得していく王道であり、JPWCはそのための器でありたいと願っています。
共に学び成長する「ラーニングコミュニティ」(学びの共同体)
プロセスワークは、社会的な事象や関係性における葛藤を扱っていく、実践的な方法論です。教員(ファカルティ)はプログラムを提供する教師であると同時に、ラーニングコミュニティの一員です。
JPWCでは、コミュニティに起きてくる様々な事象や葛藤を、学ぶ方たちと教員(ファカルティ)がプロセスワークを用いながら共に取り組みます。私たちはその体験から、共に学び、共に成長・変容していこうとするラーニングコミュニティ(学びの共同体)であることを大切にしています。
例えば、トライアドと呼ばれる学生同士の学びのための小グループは、自主学習の機会としてだけでなく、関係性の葛藤を扱うためのトレーニングとして重視しています。それは身近な人との関係性の中にプロセスワークを生かし、よりよい関係に気づいていくための練習となります。またラーニングコミュニティの集まりも定期的に行われています。
プロセスワークの実践の場であり、実験室(ラボ)ともいえるこのラーニングコミュニティの取り組みを通じて、コミュニティとして成長していきたいと思っています。