2018.11.2 [金] コーマワークシンポジウム2018 死にゆく人の【夢】に寄り添う支援を探る〜

公開日 2013年05月30日

キャプション
テーマ コーマワーク
対象 オープン
コース なし
ゲストスピーカー

岡野雄一(おかの・ゆういち)氏

日時

2018.11.2[金] 開場18:30 19:00~21:00

会場

築地本願寺 第一伝道会館1階  振風道場(東京都中央区築地3-15-1)

*和室(畳)にお座り頂く形式になります

参加費

一般 3,500円

備考

*再受講設定なし

*キャンセルはお受けしておりません。ご入金後の返金は致しかねますので、どうぞご了承ください。

お問い合わせ
日本プロセスワークセンター
entry@jpwc.or.jp

お申込み お申込みはこちらから

ご案内

コーマワークジャパンでは、この3年ほどシンポジウムを開催し、大変ご好評をいただいてまいりました。今年度のテーマは「死にゆく人の、夢に寄り添う」です。
親の介護や看取りの経験をされる人たちが増えてきています。
親を介護することは、その人を“失っていく”過程だといえます。親と子どもの立場が逆転し、親は以前のようなその人ではなくなっていきます。時には親が認知症等の病気により、以前のような“普通の”会話ができなくなったり、子どもの顔を認識できなくなったりします。
今回ゲストにお迎えする岡野雄一さんは、認知症になったお母さんを5年間介護し、お母さんとの日々を「ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの母の玉手箱」「ペコロスの母の贈り物」などの漫画に描かれています。
お母さんの言動の切れ端から、岡野さんはイメージを膨らませ、お母さんの元には死んだお父さんが訪ねてきたり、お母さんは原爆で失った我が子に寄り添っていたりします。「漫画に描くため」「弟さんに知らせるため」に、少し引いた視点で見つめながら、同時にお母さんが体験しているかもしれない世界を想像し、寄り添っている、そこには介護という厳しい現実から抜け出て、どこか自由でいる岡野さんのあり様が描かれています。
認知症だけではなく、脳梗塞などの病気、あるいは事故後の外傷での植物状態(遷延性意識状態)の方など、通常のコミュニケーションが難しい方への身体接触を含む心理的なアプローチがコーマワークです。
その根幹は、「相手の世界の中に入っていき、そこでその人と出会う」ことです。意識がないとされる方、あるいは通常の意識状態にない方は、“夢を見ているような状態”とコーマワークでは仮定します。その夢に寄り添い、語りかけ、触れ、その反応を見ながら関わっていきます。
このシンポジウムでは、認知症や植物状態などで言葉での通常のやりとりができなくなった人と、その人が見ている現実を想像し、そこに寄り添っていく体験について、岡野雄一さんとコーマワーカーの佐野浩子が対談をいたします。
また会場のみなさんどうしで、言葉でのコミュニケーションが難しい方の“夢のような世界に寄り添う”体験について、シェアをしていただく時間をごく短時間ですが、設ける予定です。



<このような方におすすめします>
*“夢に寄り添う”ことに興味を持たれている方
*親や家族の介護をなさっている(いた)方
*看護師や介護士、PT、OT、ST、臨床心理士、医師など、医療の現場で認知症や昏睡状態の方と関わっている方
*コーマワークに興味をお持ちのすべての方


プロフィール

ゲスト:岡野雄一(おかの・ゆういち)氏

1950年長崎市生まれ。認知症になった母を描いた自費出版漫画をまとめた単行本『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)が、第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。この漫画を原作とした映画『ペコロスの母に会いに行く』は、第87回キネマ旬報ベスト・テン一位受賞。2014年8月24日母光江死去、91歳。現在、「週刊朝日」(朝日新聞出版)、西日本新聞にて連載中。長崎市在住、68歳。

モデレーター:佐野浩子(さの・ひろこ)

総合病院で日々継続的に昏睡状態の方と治療的に関わっている世界で唯一のコーマワーカー。PWI認定プロセスワーカー(ディプロメイト)、PWIプロセスワーク修士、文教大学大学院人間科学修士、臨床心理士、JPWCファカルティ/センター長、湘南藤沢徳州会病院臨床心理士、Presence Bloom代表